でんきの自由化がはじまり、今月から新しい電力会社での支払いが始まった方もいらっしゃると思います。
エネオス電気をはじめ、初めて電気会社と契約する場合などは、各電力会社とも日割り計算を行っているのではないでしょうか。
今回は、実際にエネオス電気の料金料金を中途解約した場合(日割り計算)の方法をご紹介いたします。
こちらの記事は、2016年5月の情報です。最新の情報は公式サイトよくあるご質問|ENEOSでんき等でご確認ください。
目次
契約40A、月の使用料320kwh、4月8日から5月1日まで24日間の場合は?
- 使用料は320kwhで変わりません。
- 変わるのは基本料金と従量料金です。
基本料金の計算
基本料金は日割り
1,123.20円(40A) × (24÷30) = 898.56円
従量料金の計算
従量料金も日割り
通常は従量1段料金は、120kwh以下の範囲です。また、従量2段階料金は120kwh超から300kwhまで、従量3段料金は300kwh超なので…
従量1段料金(20.76円)
120kwh以下 × (24÷30) = 96kwh以下
従量2段料金(23.26円)
120kwh超から300kwh以下なので
96kwh超から240kwh(300×24÷30)以下
従量3段料金(25.75円)
300kWh超 × (24÷30) = 240kwh超となります。
320kwhは24日間での使用料なので、使用料は変えずに基本料金と従量料金を日割りにしてるのです。
特に、従量料金の1kwhあたりの料金範囲が変わる(日割りに)なるので、逆に割高になりように感じますが、通常はこのように計算するようです。
なので
月の使用料320kwhとして電気代を計算してみる
従量1段料金(20.76円/1kwh)は96kwh以下なので
96kwh × 20.76 = 1992.96円
従量2段料金(23.26円/1kwh)は96kwh超から240kwhなので
144kwh × 23.26円 = 3349.44円
従量3段料金(25.75円)は240kwh超なので
320kwh - 240kwh = 80kwh
80kwh × 25.75円 = 2060円
合計の電気代
1992.96円 + 3349.44円 + 2060円
従量料金は 7402.4円
基本料金898.56円
電気代としては
898.56円 + 7402.4円 = 8300.96円
ほかに燃料費調整額と再エネ賦課金等を加味して電気代が決まります。
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